「なぜオオサンショウウオに興味を持ったのか」については“
オオサンショウウオ通信”のページに簡単に触れました。でも、もう少し具体的にしておかないと自分でも忘れそうなので、もうちょっと書いておきます。
これは永尾まるさんのスケッチブックに描かれた「
たゆたゆ行こう」から。“立ったオオサンショウウオ”の初期の姿です。彼女のスケッチブックをスキャンして、全43ページをホームページに載せました。
川の中のオオサンショウウオがMagic Shopで魔法の葉っぱを手に入れ、陸を歩けるようになるところです。全体的に平べったい感じですね〜。
やがてどんどん洗練されて、丸っこい姿になっていきました。永尾まるさんのイラスト仕事にもどんどん登場し、カワイらしさがアップしたように思います。
ある時「このキャラクタをなんて呼ぼう?」「オスなのかメスなのか?」という問題がお酒の席で勃発しました。
永尾まるさん本人から「大山君」という案が出されましたが、あえなく却下。「オスでもメスでもどちらでもよい」というのはすぐに衆議一致しました。呼び名に関してはピタリと来るものがなく、現在ではなんとなく「オオサンクン」と呼ばれています。
いっぽう、ワタシはオオサンショウウオそのものを知りたくなってきました。オオサンクン・キャラクタのバックボーンを固める意味でも、役にたつと思ったからです。
ネット上をあれこれさがし、ネット古書店から2冊の本を手に入れました。
『大山椒魚』小原二郎/どうぶつ社/1985刊
『イモリと山椒魚の博物誌』碓井益雄/工作舎/1993刊
これが弾みとなって、どんどんオオサンショウウオを追いかけることになります。
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